概要
期日:21年11月21日(日)13時~ 参加者:5名 場所:Zoom(オンライン利用)
対面例会について
- この状況が落ち着いている以上は21年中に対面例会をやりたいか?
近況報告
- 体調はあまり変わらない。在宅になると体を動かさないし、会話をする場合が少ない。久しぶりに妻子共に東京へと行った。行き先はお絵描きが好きな娘用のタブレット選びとポケモンセンター東京。娘用PCと液晶タブレットをコミで導入するのは(昨今の半導体不足もあり)非常に高いので買うのは見送ることに。
- 免許を返納した。あまり遠くに出ることがないが、週に一回は外食に出かけるのが楽しみ。このところ訓練器具のおかげで左半身の立ち上がりが楽になったが、転びそうなときに瞬時に対応するのが苦手。階段上り下りは杖を使っても難しい。
- 12月に入院する、首と腰の手術を2度受けたがこれが最後かも。しずおか吃音の集いにZoomで参加。近藤雄生氏著の「吃音 伝えられないもどかしさ」に登場するSTの羽佐田竜二氏の講演を聞いた。羽佐田氏自身吃音者であり、吃音のためSTに転職した経験を持つ。独自の吃音改善方法を考案しNPOつばさ吃音相談室にて治療にあたっている。クライエントに対する姿勢が素晴らしいと感じた。相談室での訓練にとどまらず、必要があれば出向いて一緒に改善を目指す姿勢は、クライエントにとって心強いものであったと思う。相談室に来なければ相談治療訓練を受けられないという状況が改善されることを望みたい。名古屋言友会の機関紙に紹介された名古屋言友会 柄夛(からた) 貞介氏の「吃音矯正法は進歩しているのか(2021年9月11日開催の「第34回 言友会中部大会」のマイメッセージより)」は示唆に富むものであった。 私見だが、最近は脳の機能からの研究が中心だが、クライエントの心理面という視点の重要性が忘れられている気がする。恐らく、言友会発足当時は当事者同士の深い絆の中で心理的なサポートがなされていたのではないかと思う。周囲は結果としての症状の改善が関心の中心だが、当事者の気持ちはとても複雑でいろいろな不安や疑問を抱えている。例えば治療の間でも日常生活の中では吃音にまつわる様々なストレスがあり、不安の中で試行錯誤しながら対処している。治療関係者の継時的な支援が必要だと思う。大脳生理学的な視点からの治療と並行して心理的なサポートが十分に行われることの必要性を感じる。 最近話題になる複雑性PTSDは、長期的にトラウマ体験が反復されることで精神的に大きな傷を負うことによって発症すると考えられている。吃音者も長期間にわたり、いじめを受けたりや言動で傷つけられた経験を持つ人が多いと思います。こういった視点から吃音者を理解することも必要ではないかと思う。
- 全言連の監事(監査役)を受けることになった。まじめにやらないといけない話があるので、管理者責任を全うしたい。今年の収穫は落花生など、先々週あたりはきぬさややグリーンピースなどを収穫した。名古屋言友会のマイメッセージは考えさせられるものがあった。一週間が過ぎるのが早く感じるようになった。市の運営しているコワーキングで3Dプリンタを使っているが、プロならば10分でやることを1日かかってしまう。
- ここ最近は就活用Webサイトを構築している。企業の採用担当向けに「こんな技術ができること」のPRとしてGithubにアップしている。近いうちに少しやって放置していた動画編集も本格的にやってみたいところ。11月中旬に母方の実家のある青森に戻ってゆっくりできると思ったら、つくばに祖母も連れて戻ることになって休めなかった。2歳になった姪と1年ぶりに会ったが、自分のことを怖がっていた。
Zoom代替案について
無償版では40分制限のあるZoom代替をどうするべきか?
FaceTime:例会中に実験したところ、エラー多発 Discord:これから考える?
話題提供:吃音者の「心理的な問題」に関して
- 心理的なアプローチを求めてはいいのでは?
- メンター講習があれば参加するべきでは?
- 傾聴する、とは言ってもどこまで必要か、感受性などの問題
- ネットワークを当事者やそれ以外と連携するべきでは? 理解できるかどうかは別として「楽しく尊重」しあえればいいのでは。
- 言友会だけでは深くアプローチできない関係性があるのでは。
- 家族ではない関係性から一緒に吃音という問題を考える場。
- 心理的療法はきっかけ、あくまでその人自身が動き出すのが重要かな?
話題提供:他言友会例会参加記録
- 言友会ネットワークのない場所にも言友会のような吃音啓発の活動は行われている。
(例:山形ことばの会など)
山形ことばの会の場合は当事者のみならず、STも交えてLINE通話を行う。モバイルユーザーにとってはLINEのほうが敷居が低くて使いやすいのだろうか? - 基本的にはどこの言友会の例会も雑談が多いので似たような感じ- 他言友会のZoom例会は大テーマ(例:在宅勤務で役に立ったアイテム)を設定の上で、初参加者にも入りやすいようにしていた。
話題提供:茨城言友会2022カレンダー配布する?
- 4月スタートのカレンダーを制作してみるのもありでは
- 制作の上で、サポート会事業者に配布する方向性で考えてみては
- 吃音メインだと「吃音かるた」と同じようになるのでは?
話題提供:心理学との出会い~心理学って何だろう~
心理学へのいざない
- 当初はペットカウンセラーとして、ペットの飼い主向けの心理学素材を制作するために心理学を学ぶ。
- 心理学を学ぶために、スペインやポーランドなどヨーロッパの大学の学会に訪問。
- ありがとう運動:栃木県内の市の教育委員会と連携。
- 以前教鞭をとっていた医療系大学では社会的なワーキングメモリーやシロクマ実験(シロクマのことを思い出してはいけない実験)などを学生に教える。
- 記憶トレーニングは常識から外れて自由にやってもらうように指導。
- 形にハマるよりも、その人自身の発想を生かすべきでは。心理的ケアという形でお互いにいい気持ちになれることが重要となってくるかも。
質疑
- 自由な発想、の裏には、自分は「何かに縛られている」ことがあるのでは?
- お互いに「何かに」縛られていること、個人の考え方などが一人の人間である以上は限られていることに気づくことの重要性。
次回例会の案内
次回は1年半ぶりの対面例会となります
日時:12月19日(日)午後13時〜 場所:さくま動物病院(つくば市赤塚)/Zoom 話題提供:決定次第、各媒体で発表します
次回例会は実験的に対面とオンライン併用で行います。