楽しい心理学で遊ぼう!心理学ワークの紹介 Vol.1

心理学ワークの紹介 Vol.1 投稿者:さくま

私たちは、仕事・家事・学業などの中で「〜しなければならない」といった生活習慣に日々浸っています。そうした行動は、ある程度悩まなくてもすむ都合の良さもありますが、常識に縛られすぎる自分にも気づくこともありませんか。

そこで、ちょっとワークをやってみましょう。ご自分の、頭の柔軟性・創造性を探るワークです。

まず、写真にあるような場面を想定して下さい。写真では、ある孤児施設で少女が支援者から寄付された「鉛筆」を数本もっています。少女はちょっと緊張気味です。そこで、「あなた」が登場です。少女をリラックスさせて笑みを浮かべさせたいですね。言葉は通じませんから、「絵」をもっていきましょう。その絵のテーマは『鉛筆とトマト』としましょう。

白い紙に「鉛筆」と「トマト」を自由に描いて、その子が、その絵に注目し、ちょっとびっくりし、思わず笑ってしまうようなものがいいですね。頭が固いと、ありきたりの絵になって面白く描けません。常識を破り、柔軟なアイデアをもとに挑戦です。よく「私は絵が下手で,上手に描けません」と言われる方がいます。目的は「上手な」絵を描くことではありません。「下手」と思われる方は、おもいっきり「下手」にしましょう。相手に笑われるような独創的な 「下手」さが目的を達します(少女に笑みをもたらします)。

アイデアや絵を思い巡らして、頭のスケッチパッドに描いたら、そのまま白い紙に写してみましょう。

― 作品例 ―

― 説明 ―

脳の大脳辺縁系にある海馬は、脳の記憶を司る器官で、脳の長期記憶を増強させています。記憶の重要度を海馬が判断しており、生命に関わるような重要な出来事はしっかり長期記憶へと導かれます。記憶術(連鎖法)は、この海馬の性質をうまく活用しています。

The Memory Book (Lorayne and Lucas,1974)では記憶術における効果的な記憶の基本的な条件として、4つのルールが提示されています。(1)不均衡 Out of proportion (巨大な,大きな) 、(2)誇張 Exaggeration(たくさんの,何千もの,何万もの,無数の)、(3)置き換え Substitute:(〜の代わりに、擬人化など)(4)動作・動き Actionです。

たとえば、この絵には、落ちるトマトと飛ぶ白鳥(動き)、でかい大きさのトマト(不均衡)、 トマトの擬人化(置き換え)の要素が盛り込まれています。この要素を入れていくと記憶イメージがより高まります。

つまり、海馬に「通常ではありえないこと」「びっくりするようなこと」として情報を送っているのです。そのように作成されたイメージ画は、相手をも奇妙に思わせ、注目させる要因を作ります。そこで、笑みを浮かべられたら、お互い和みますね。何もアイデアが浮かばないときは、記憶の「4つのルール」を参考にされたら良いでしょう。このルールにもとらわれず、自分ならではの独創的なものを思い浮かべるのも良いでしょう。

あなたのイメージはどのようなものになりましたか。私たちはもっともっと柔軟な発想ができるはずです。

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