ZOOM例会に参加しての「三つの気づき」
茨城言友会のZOOM例会
茨城言友会では、3月と4月の例会をZOOMを使って行いました。
そこで感じた三つの気づきについて書きます。
コロナウイルスの感染が広まり、通常の例会が開催できない状況が続いています。
いわゆる三密の結果、他人と話すことも減っていますが、そのことが自分の吃音に影響しているように感じています。
吃音の改善には話すことが必要だと考えていますが、三密の結果、いつもの人といつものような話をすることで毎日が過ぎていくように感じています。
話さなくてすむので、楽な部分もあるのですが、話す機会が減ったことで、予期不安が増大しているように感じました。
今月の例会に参加する前は少し気が重かったのですが、皆さんの顔を見て会話が始まると、気持ちが一変しました。
予期不安を軽減するためには、いろいろな人といろいろな事についていろいろな状況・場面で話す体験が、大事であり欠かせないのではないかと感じました。
ZOOM例会での三つの気づき
- 1 三密にならずに7~8人と話ができ、変化に富んだ会話ができた。
- 2 みんなの顔を見ながら話せるので、例えば電話よりも緊張せずに安心して話せる。
- 3 自分の顔も見ることができるので、自分の表情や話し方を自分で確認できる。
他にもZOOM例会などでいろいろなことを気づかれた方がいらっしゃると思います。私たちが吃音を考えるうえでのヒントがあるかもしれません。
茨城言友会 池内秀夫